伊藤 拓也

伊藤 拓也 助教

【研究室】

2号館3階 B35研究室

【専門分野】

心理学

【担当科目】

保育の心理学、発達学習心理学、子どもと人間関係、保育・教職実践演習(幼稚園)、スタートアップゼミナール、ゼミナールⅠ、キャリアスタディ

【略歴】

愛知学院大学心身科学部心理学科卒業

愛知学院大学大学院心身科学研究科心理学専攻博士前期課程修了

愛知学院大学大学院心身科学研究科心理学専攻博士後期課程満期退学

【学位】

修士(心理学)

【保有資格】

臨床心理士、公認心理師、ストレスリダクションコーディネーター中級


子どもを、周囲の人々を、そして自分を大切にできる人に!

座学での学びと実際との違いを大切にする

 人は、家族や友人、地域の人など、多くの他者とかかわりながら発達していきます。人の発達について発達段階などを学びますが、実際には一人として同じ人はおらず、歩んできた道は本当に人それぞれといえます。理論通りにはいかないこともよくあります。授業では心理学の様々な理論や知見を紹介しますが、同時に、一人ひとりの違いを大切にしていきましょう。

迷うことや悩むことも大切です

 上で「一人ひとりの違いを大切にしていきましょう」と書きましたが、どうしたら良いかわからなかったり、すぐには結論が出ないことも多くあると思います。迷い、悩む経験が多くあるかもしれませんが、その経験が人を成長させると思います。じっくりと考えていきましょう。もちろん一人で抱え込まず、誰かに相談して新たな発見をしても良いです。

主な経歴・研究業績

●経歴

・平成25年4月~令和5年3月 三重県および愛知県内の公立小学校、中学校、高等学校(全日制、定時制)(スクールカウンセラー)勤務

・平成27年4月~平成31年3月 名古屋市子ども適応相談センター(セラピスト(嘱託))勤務

・平成28年4月~平成29年3月 星城大学(非常勤講師)勤務

・平成29年4月~令和3年3月 愛知学院大学(非常勤講師)勤務

・平成29年9月~令和6年3月 名古屋医専(非常勤講師)勤務

・平成30年4月~令和3年3月 慈恵歯科医療ファッション専門学校(非常勤講師)勤務

・平成31年4月~令和3年3月 人間環境大学(非常勤講師)勤務

・令和2年2月~令和3年3月 鈴鹿市子ども政策部子ども家庭支援課(検査者)勤務

・令和3年4月~令和6年3月 愛知学院大学心理臨床センター(特任講師)勤務

・令和4年1月~令和6年3月 とわたり内科・心療内科(心理士)勤務

・令和6年4月~本学 現在に至る

●著書・学術論文等

・「大学生における自傷行為の特徴に関する研究(1)」(平成26年3月、愛知学院大学心理臨床センター、愛知学院大学心理臨床研究第15号)

・「大学生における自傷行為の特徴に関する研究(2)」(平成27年3月、愛知学院大学心理臨床センター、愛知学院大学心理臨床研究第16号)

・「自傷行為が他者に与える影響についての予備的研究」(平成28年3月、愛知学院大学心理臨床センター、愛知学院大学心理臨床研究第17号)

・「動作法を用いた地域援助活動におけるトレーナーの成長に関する一考察」(平成29年3月、愛知学院大学心理臨床センター、愛知学院大学心理臨床研究第18巻)

・「自傷を止めることが解決か?」(平成30年3月、愛知学院大学心理臨床センター、愛知学院大学心理臨床研究第19巻)

・「自傷経験のある大学生の対人ストレスとレジリエンス」(平成31年3月、愛知学院大学心理臨床センター、愛知学院大学心理臨床研究第20巻)

●学会発表

・「大学生自傷者の特徴に関する研究 ―未経験者・過去の経験者・継続者の比較の試み―」(平成26年8月、日本心理臨床学会第33回秋季大会(パシフィコ横浜))

・「自傷を止めることが解決か?」(平成26年9月、日本心理学会第78回大会(同志社大学))

・「自傷行為が他者に与える影響に関する予備的研究 ―場面想定法による気分変化の検討―」(平成27年9月、日本心理臨床学会第34回秋季大会(神戸国際会議場、神戸国際展示場、神戸ポートピアホテル))

・「自傷経験のある大学生の対人ストレスとレジリエンス」(平成27年9月、日本心理学会第79回大会(名古屋国際会議場))

・「動作法を用いた地域援助活動におけるトレーニーの変化とトレーナーの成長」(平成27年10月、日本臨床動作学会第23回学術大会(愛知学院大学))

・「ベトナムにおける動作法を用いた地域援助活動の発展(1) ―2014年に行われた調査のベトナムと日本の比較―」共同(平成28年9月、日本心理臨床学会第35回秋季大会(パシフィコ横浜))

・「Dose the moveing from temporary dwelling to reconstruction house improve the Quality of Life (QOL) in residents who had to move to another city for earthquake, tsunami and radiation disaster in Fukushima, 2011, Japan?」共同(平成28年10月、the 23rd Annual Conference of the International Society for Quality of Life Research(The Radisson Blu Scandinavia Hotel - Copenhagen, Denmark))

・「ベトナムにおける動作法を用いた地域援助活動の発展(2) -2014年と2016年に実施された調査の比較-」共同(平成29年11月、日本心理臨床学会第36回大会(パシフィコ横浜))

・「ベトナムにおける動作法を用いた地域援助活動の発展(3) ―2014年と2017年に実施された調査の比較―」共同(平成30年8月、日本心理臨床学会第37回大会(神戸国際会議場、神戸国際展示場、神戸ポートピアホテル))

・「ベトナムにおける動作法を用いた地域援助活動の発展(4) ―短期海外研修における学生の成長―」共同(令和元年6月、日本心理臨床学会第38回大会(パシフィコ横浜))

・「慢性疼痛患者に対する短期入院型ペインマネジメントプログラムの効果 ―罹患期間による比較―」共同(令和5年12月、第45回日本疼痛学会(コラッセふくしま))

●社会での活動

・平成27年10月 日本臨床動作学会第23回学術大会・第28回学会主催研修会実行委員会事務局 事務局長補佐

・平成30年8月~令和3年1月 独立行政法人国際協力機構(JICA)草の根技術協力事業 草の根協力支援型2017年度第1回採択案件 心理リハビリテーションを通した発達障害児等支援指導者育成事業 プロジェクト・コーディネーター(事業実施団体:愛知学院大学、カウンターパート:ベトナム社会主義共和国 ダナン大学―ダナン師範大学)

・令和4年1月 愛知学院大学心身科学部 JICA草の根技術協力事業 心理リハビリテーションを通した発達障害児等支援指導者育成事業 報告会 司会

●所属学会

・平成24年11月 日本心理学会

・平成25年4月 日本心理臨床学会

・平成27年10月 日本催眠医学心理学会

・令和6年4月 日本保育学会