百五銀行、及び百五総合研究所との連携事業 令和3年度事業計画について

2021年09月02日

高田短期大学と株式会社百五銀行、株式会社百五総合研究所は、地域貢献とキャリア教育に寄与することを目的として、平成26年に連携協定を結び、連携して活動してきました。
地域の課題として、地域の中小企業では社内での教育体制がなかなか整っていない事、若年者の採用が難しく早期離職も少なくないという状況があります。一方で、学生の地域企業への理解を深め就職活動、社会への不安を和らげることが求められています。
このようなことから、地域の方々の就業力のアップや学生と企業の相互理解、採用・就活でのミスマッチの防止を目標とした事業を行っています。
事業の概要・成果については、キャリア研究センターの年報に掲載するほか、実施概要をセンターのHPに掲載します。また、キャリア研究センターのセンター会議にて報告し、来年度事業に向けての意見、提案などを頂いています。百五銀行、百五総合研究所とキャリア研究センターでは、年数回、活動内容の検討、事業の計画・実施、反省などの協議を行い、より良い活動、効果的な活動への改善を図っています。
今後も連携して、地域貢献とキャリア教育に寄与する活動を継続して参ります。
 
令和3年度には次のような事業を計画しています。
 
1.就業支援セミナー
キャリア研究センターでは地域の事業所の方々、また、本学卒業生のリカレント教育、就業能力のアップを目的に、就業支援セミナーを開催しています。
令和3年度には百五銀行・百五総合研究所との連携事業として、「PowerPoint講座勝負をかけるプレゼン資料作成講座」「業務効率が上がる 知って得するWord・Excel講座の裏技講座」を計画しています。
 
2.企業と学生によるパネルディスカッション
新卒者の3~4割が3年以内に離職するという状況があることから就職・採用時のミスマッチを防ぐこと、また一方で、企業(社会)や就職活動に対する不安から就活になかなか踏み出せない学生の不安を和らげることを目的に、「企業と学生によるパネルディスカッション」を計画しています。
企業の人事担当者から就職・採用活動や就職後の育成・定着について伺い、学生からの質問、相互での質疑を行う予定です。それぞれが感じている思いや課題につき話し合い、相互理解を深めることで、ミスマッチを防ぎ、学生が就職活動に踏み出せることを目的としています。
 
この他、それぞれが行う地域貢献活動や人材育成、キャリア教育などの活動につき、周知への協力、参加などを行っています。
これらの活動を通じて、地域の活性化や人材の育成、定着などを進め、地域に貢献して参ります。