第60回定例研究会が開かれました

2021年11月02日

 10月28日(木)16:30~18:00 定例研究会が開催されました。

テーマは「自然体験保育とビオトープ」、武藤 敦士研究員による話題提供でした。
 
高田短期大学では、2021年度より本格的に大学周辺の里山を自然体験保育の実践と教育のフィールドとして整備しています。その過程や主にゼミ活動での学生の学びについて、豊富な画像や研究データをもとにした興味深い解説でした。
現在主として整備しているビオトープに関しては、今後の展望として、自然体験保育に関する学びの機会のひとつとして位置づけ、学生の主体的な学びと自発的な活動を促していく必要があると述べられました。
 
参加者からは、「自然体験をする機会が減少している現代だからこそ、意図的に自然の中に出たり、触れたりする必要を感じる。養成校で、自然体験が大切と学んだ学生が保育現場で活躍することを期待したい。」「学生たちが勤務する園には、自然が少ない場合もある。しかし、学生が自然体験の大切さを学んでいれば、活用できることがあるのではないか。」などの意見交換がされました。