第43回定例研究会が開催されました

2021年02月09日

 令和3年2月9日(火)、第43回定例研究会が開催されました。本学卒業生の萩野 智美研究員と、同僚の堀山 絢加さんにより「特定施設入居者生活介護施設『虹の夢津』について」というテーマで、現在働いている施設についての紹介と今後の展望について発表していただきました。

 虹の夢津は就労支援施設を併設することで障害を持つ方も自分の得意分野を活かす就労で役割を果たし、その分介護職員は利用者と触れ合う業務に集中できるという共生スタイルや、コロナ対策を行いながらも毎日の生活の思い出作りに対して、介護職員だけでなく施設全体で取り組む姿勢などを、いきいきとした利用者さんたちの生活風景と共に紹介していただきました。また、YouTubeへの動画で介護の楽しさについてPRする活動についてもご紹介いただきました。「介護のイメージをもっとポジティブな要素で伝えたい」とYouTubeやインスタグラムを活用して、若者がより若い人へ伝えようという姿勢、よりよいものを伝えたいというエネルギーを感じたと受講者の方たちからも非常に好評でした。

 堀山さんは「おちゃのま みこち」という番組名でYouTubeにたくさん介護についての楽しい動画をアップしていらっしゃいます。機会がありましたらぜひご試聴ください。

今から発表、緊張しています

萩野さんと堀山さん

卒業生の発表を温かい目で熱心に聴いている研究員